さくらいの趣味部屋 の古民家専用ブログです。。
2004年に購入した時は荒れ放題だった古民家の変わり行く様を紹介しています。

・・・・・・・・・のはずでしたが最近木工にのめりこんでいます。


というわけで「おおざっぱ木工 時々 古民家」とか、タイトル変更かな??


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プロの道具 穴あけ編
久しぶりにコア工事をやったので写真を撮りました。

今回のプロの道具は「RCコア」
コアは直訳すれば中心とか真ん中とかの意味だったかな。
建築では主にコンクリートやALC(軽量発砲コンクリート)への
ドリルによる丸い穴あけを指します。

これはコンクリートコアの機械です。

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スライドレールをアンカーでしっかり固定してからホールソーをつけた
ドリルをレールにセットします。
先端にダイアモンドチップのついたホールソーはとってもお高いです。
今回は80φの大きさです。コンクリートの厚みは約150ミリ。
相手がコンクリートなのでポンプで水を送りながら切っていきます。
ドリル本体の下に給水用のホースが写っています。
壁にぴったりと押さえつけているリングは水が飛び散らないようにするものです。

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ただいま回転中・・。
ハンドルで少しずつ送りながら切り込んでいきます。
鉄筋に当たると感触で解りますのでゆっくり慎重にハンドルで調整します。
あせって力を入れすぎると刃がかんで抜けなくなったりもよくあることです。

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穴が開きました。
今回は3発抜きました。

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このサイズくらいまでであれば水無しで施工するドライビットもありますが
かなり重労働で時間もかかります。
ALCの場合は乾式で簡単に開けることができます。
むしろ雨のあとなどで濡れていると切削粉が固まって苦労します。
刃先やドリルの給水位置などの写真を撮り忘れたので解りにくくて申し訳ありません。

そのほか外壁の種類によっていろいろなホールソーが必要なのでどんどん増えました。

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壁にぶら下げているものだけでもかなりあります。
もっと大きなサイズのものも含めると30本はあるかなぁ。
他にも鉄板用のホールソーやらなんやらで穴あけの道具だけで一財産??


| プロの道具 | 00:44 | comments(8) | trackbacks(0) |
プロの道具 HILTI
仕事で使っているHILTIの振動ドリル HILTI製です。


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金額は張りますが丈夫で長持ち、力はあるし満足しています。
これも7〜8年はつかっているかな。
ビットはもちろんSDSでワンタッチ。
回転で普通のドリルビットを使用する場合は通常SDSセンターピンの
チャック変換ビットを取り付けますが



こんなやつですね、このHILTIは


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ヘッドをワンタッチで交換することが出来ます。
本体の長さが変わらず使えセンターも狂わないのでこれは便利です。
写真を撮り忘れましたがこれに紙パックの集塵機を簡単に取り付けることが出来ます。
かなり高性能で下に向けて使っても掃除機のようにコンクリートの粉を吸込みます。
上に向かって打つときも粉が落ちないので後の掃除が楽チンです。

屋上など電源が遠いときは充電式が活躍します。


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日立製の24Vを使っていますがHILTIには36V(だったと思う)もあります。
現場でよく見かけるのは松下製で、実際私も3台目の松下製を持っていますが
日立のほうが振動が細かくてコンクリートに打つときに気持ちが良いので
最近はもっぱらこちらばかり使っています。
持ったときの重量バランスもこっちのほうがいいかな。

我々の仕事では使用頻度が高いので軽くてバランスの良い小型を使っていますが
もっと力のある大型もいっぱいあって、さすが専門メーカーって感じのHILTI。
DIYにはもったいないけどこだわりの方にはお勧めです。

小型でも力があるので


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こんなに大きな(220φ)コンクリート用のコアドリルも使えます。
これってすごいことだと思う。

仕事仕事の毎日で古民家、木工、園芸、BAND練習・・・・etc
な〜〜〜んにも出来ません。
あとひとふんばり。
がんばりま〜〜〜す。
| プロの道具 | 02:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
一石二鳥
更新ネタがないのでプロの道具の紹介。
「一石二鳥」これ商品名です。

DIYでは出番が少ないアンカー工事。
コンクリートに穴を開けアンカーの弾(雌ねじ、雄ねじ両方あります)を
打ち込みボルトでものを固定する作業です。

その際使うのがコンクリートドリルと打ち込み棒です。
通常打ち込み棒は石頭ハンマーでたたきますが我々の使うものは
コンクリートドリルに使う振動ドリルに取り付けその振動でアンカーを
たたきます。

その際、ドリルビットを打ち込み棒とそのつど交換する必要があります。
それを省力出来るのがこの「一石二鳥」って訳です。

 
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ドリルの錐に打ち込み棒をかぶせることが出来ます。

 
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こうやってドリルで穴を開けた後

  
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打ち込み棒をかぶせてアンカーの弾を穴に差込み振動をかければ出来上がり。

後はそこへボルトをねじ込めば出来上がり。

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我々の仕事では天井裏にもの(エアコンや配管など)をぶら下げるため
このように上に向かって打つことが多いので大変重宝します。

鉄骨の建物の鉄板の上のコンクリートに打ち込みますが
鉄板ごとこのドリルで穴を開けます。
上に向かっての作業なのでまともにコンクリートの粉をかぶることになります。
鉄板の切り粉も飛んできますのでめがねとマスクは必需品ですね。
でも現場ってそういうことに無頓着でほとんどの人が保護具を使いません。
確かに複合作業なのでいちいち保護具をつけていると作業能率は悪いのですが
やっぱり安全面には気を使いたいもんですね。

ひとつの建物で100発以上打つことも珍しくありません。
かなり疲れます。かなり汚れます。

コンクリートを打つ前に上の階から鉄板に穴を開けインサートという部材を
予め仕込んでおけばこの作業がなくなります。


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これがインサートです。
これについてはまた後日。
| プロの道具 | 00:55 | comments(5) | trackbacks(0) |
プロの道具
仕事が忙しくて古民家も木工も進展がありません。
更新ネタがないので道具の紹介。。。。。。。。

今回のプロの道具はこれ。


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ドイツ製 HILTI(ヒルティ)の鉄砲
正確には建設用鋲打銃・・・だったかな?

本物の銃と理屈は同じです。
火薬で撃鉄を打ち出し弾(鋲)を打ちます。


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左が火薬10発分が1本になっています。
右が我々がよく使う鋲です。他にも種類はいっぱいあります。
この弾はピンを金具ごと打ち込んでその金具に3/8ボルトをぶら下げるものです。
火薬も強弱でたしか3種類で
ホルダーの色で黒(強)赤(中)黄(弱)だったと思う。
赤しか使わないので忘れました。


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鉄骨の建物の天井面(スラブ)に向けて撃ちます。
この鉄板の上にはコンクリートがうってあります。


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打ち込むとこんな感じです。
これにボルトをぶら下げて配管などを吊っていきます。
しっかり打ち込めば人間がぶら下がっても大丈夫。

かなり強烈な反動がきますので脚立の上で上を向いての作業は気を使います。
7〜8ミリ厚のH鋼ならピンが貫通します。
安全装置がかかっていますので強く押し付けないと撃つことは出来ませんが
ちょっとした知識があれば簡単に解除は出来そうです。
本当に危ない道具です。
映画にも時々登場します。確か007でも三脚にのせたマシンガンを
床にこれで固定する場面があったような・・・・・。

ちなみにこれ、猟銃や日本刀などの所持と同様「銃刀法」による許可証が必要です。
毎年許可証と現物をもって警察へ出向き検査を受けています。
三親等以内に犯罪者もしくは精神異常者がいると許可してもらえません。
さくらいは許可してもらえました^-^;

ま、DIYには必要ありませんね。



| プロの道具 | 00:21 | comments(2) | trackbacks(0) |
プロの道具
全ねじカッター
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これがなんだかわかる人は只者ではない・・・・・。
かなり年季が入っていて汚れていますが現役です。

建築では3/8インチのボルトが一番使われていると思います。
全ねじボルトと呼ばれ長いものは4メートルのものもあります。
1〜2メートルのものはホームセンターでも手に入るようになりましたね。
このボルトを切る道具です。

全ねじカッター1 全ねじカッター2
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こんな風にボルトが切れます。
カッター部分が雌ねじになっていますので、そのままナットが入ります。

エアコン
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業務用エアコンを全ねじボルトで吊り下げています。
上にアンカーを打ち長いままのボルトを下げてから
寸法を決めて切れば正確な高さにつることが出来ます。

「仕事は道具でするもの」・・・・ですね。

他にもここでいろいろ紹介していきます。
| プロの道具 | 00:37 | comments(4) | trackbacks(0) |
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