さくらいの趣味部屋 の古民家専用ブログです。。
2004年に購入した時は荒れ放題だった古民家の変わり行く様を紹介しています。

・・・・・・・・・のはずでしたが最近木工にのめりこんでいます。


というわけで「おおざっぱ木工 時々 古民家」とか、タイトル変更かな??


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もちろん雑談も大歓迎です。





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もくれんdeろくろ
先日いただいた太いもくれんの木を使ってロクロで
何か作ろうと下準備をしておいた。
生の木なので乾燥すれば割れることは目に見えている。
テレビ番組ダッシュ村のろくろの放映では
生の木にご飯から作った糊を全体に塗り
和紙で包んで囲炉裏の上のほうに置き
一月ほど乾かしてからロクロをひいていた。
たった一月で乾くのかな???

それはともかく真似をして・・・・・・
ご飯の糊の替わりに木工ボンドの薄めたやつを使い
和紙の替わりに折込広告・・・・・・
ストーブの近くに放置・・・・・・

なんともいいかげんな「真似」だこと・・・・・。

3月の末にやったので一月以上たったことになる。
で、水洗いをしながら紙を取ってみた。

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多少ひびが入っているようだが許容範囲かな????
なんかすごく固そうだが、うまくロクロがひけるかなぁ。
というか、時間が無いぞ。
いろいろ忙しいんだよね、最近。

でも、ちょっと楽しみ。
| 木工旋盤&ろくろ | 02:20 | comments(5) | trackbacks(0) |
欅でろくろ
さてと、皆さんがさくさく削れて気持ちがよいと言う欅に挑戦です。
ちょっと前にいただいてきた欅の端材をチェーンソーで適当な大きさに切り、
これまた、チェーンソーでお椀らしい形にしてからプレートにセットした。

とにかく早くやってみたかったので写真を撮り忘れた・・・・・・・。

確かにサクサク、しゅるしゅる削れる、こりゃ気持ちがいい。
と、思ったのもつかの間、外側を削りにかかるとバイトが当たった瞬間に
回転が失速してしまう。
激安120Wのベンチグラインダー直結ではトルクが全く足りないようだ。
バイトをひっこめ回転が戻るのを待ってまた当てる。。。
イライラ、いらいら・・・・繰り返すこと数十分(だったかな??)
なんとか高台(糸底?)部分が出来たのでプレートからはずし
自作エキスパンディングチャックに取り付けて中を削る。
これが案外調子がよくて、このチャック使えるじゃんと思っていたら
見事に外れてお椀がぶっ飛んでいきました。
拾って確かめると高台が割れていました(泣)

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外れた時のバイトのあともくっきりと、そいでもってシャーシに
ぶつかってペンキもついて悲惨なけやき君。

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このチャック、ねじ込み式で順番広がるのだが最後までねじ込まないと
軸に対して直角にならない。
つまり大きさの微調整が効かないのだ。
今回は穴がちょっぴり小さかったのだろう。
これじゃやっぱり使えないなぁ。

さ〜〜てどうしよう。
和式のロクロは穴に叩き込んで固定するとさいかちさんに
教えていただいたのを思い出しやってみることにした。
まず、適当な大きさの端材を探すと桧の厚板があったので
プレートに取り付けほぼ同寸に削った後センターに穴を掘った。

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叩き込むのだから削りすぎてはいけないので何度も確認しながら穴を掘った。
これに叩き込んで、とはいってもハンマーを使うわけではなく
手でコンコンやるだけでなんとかいけそうだ。

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これで回してみると、すこぶる調子がいい。
終始ぶれることなく中も外もさくさく削ることが出来た。

ペーパーで仕上げてから蜜蝋塗りの作業まで一気にすすんだ。


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スムーズに回ってます・・・拍手!!
蜜蝋を塗ったら欅らしくなってわくわくしてきた。

完成だーーー!!


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おぉ、いいじゃないか、古民家で昼食をとる時はカップで味噌汁を飲んでいたが
これからはちゃんとお椀で飲めるぞ。


と、いいたいところなのだが・・・・・・・・・。
サクサクと気持ちよく削って中を滑らかに仕上げると
ちょっとした凹凸が気になりもう少しもう少しと削ったので・・・・


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あははは・・大笑いである。
これが光にすかしてみるとすごい。


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どうだーーーー!!
これだけ薄く削ったぞーーーーー!!

笑い事じゃないですね・・・結果はとほほ・・・でした。
| 木工旋盤&ろくろ | 00:03 | comments(6) | trackbacks(0) |
桜でろくろ
やってみたかった桜でろくろです。
去年親戚の家にお邪魔した時庭で暖をとるため
一斗缶で焚き火をしていました。
そこで燃やしていたのが山できってきた桜の枝だったのです。
聞けば軒下に山積みで2〜3年たっているらしい。
少々割れがはいっているもののなんとか使えそうだったので
その時にはろくろなんてまだ考え中で全く形も無かったのだが
いただいてきた。
その親戚に「こんな風に使ってますよ」という報告をしたかったんです。

とりあえずはプレートにビス止めで枝の中だけをくりぬいた。
で、エキスパンディングチャックの登場なのだが先日のように
滑って飛んでも面白くないのですっべり止めをしてみた。


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両面テープで滑り止めマットを貼り付けて材を固定した。


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これがばっちり、調子がいい。
底を綺麗に仕上げることが出来るぞと鼻歌交じりでけずり
途中でいったん止めてみると、


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あちゃーーー、元からひびがあったのか強すぎたのかわからないが
見事に割れている。
コップ酒の伯父用にお酒が飲めるものを作ろうと思っていたのだが
これじゃもれちゃうね。

ま、とりあえず完成させて穴や割れはのほほん流
「おがくず瞬接ぐるぐるの術」でごまかした。


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ペン立て作りましたと手紙を書こう。

これじゃすっきりしないので割れのなさそうな材を選んで
もう一個作った。


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今度は割れも無く水漏れはなさそうだがデザインが悪く持ちにくいのが難点。
とりあえず報告だからまぁいいかぁ。

蜜蝋ワックスを塗りこんで完成。


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初スプーンも蜜蝋を塗ってみた。
桜の輪切りはコースターのつもりだったが単純に輪切りにして
ペーパーでこすっただけなので蜜蝋を塗ったらこれがまた
すべりがよいことこの上ない。
コースターには絶対無理だな、ちょいと小さいし。
こんなのもらっても邪魔になるだけだろうなぁ。
でも、みかんと一緒に無理やり宅急便で送りつけます。(きっぱり!)

コースターはやっぱりやめとこう。

| 木工旋盤&ろくろ | 23:02 | comments(3) | trackbacks(0) |
ろくろ 切り取り編


さ〜〜て、ここからどうやって切り取るか。
普通はバイトで削って切り取るのだが、プレートの裏から25ミリのビスで
固定してあるのでそれではビスにバイトがあたってしまう。

切り取りの秘(奇)策はこれだーーー。

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ツールレストに滑り止めのためタオルを巻いて、のこぎりを使うのだ。
回転を調節できれば言うこと無しなのだがそれが出来ないので
ちょっと気を使うが案外簡単に真直ぐ切れる。



さすがにセンターは切れる前に折れてしまうので切り取った後加工する必要がある。

今回は蜜蝋ワックスを塗りこんでみた。
荏油よりさらっとしていて色もそんなにつかず木肌がそのままという感じで
かなりGOOD。


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初ろくろのマホガニーと大きさ比較の缶ビールを並べてみた。
次回は桜で挑戦する予定。





| 木工旋盤&ろくろ | 23:18 | comments(2) | trackbacks(0) |
エキスパンドチャック改
先日作ったエキスパンドチャックが失敗に終わったので
改良してみた。
前回はアルミプレートへの取り付けはボルトを貫通させてセンターに
取り付けたのだが、これがどうにもよろしくない。
穴が大きくてボルトとの隙間にステンレスの板をいれて調整したが
いまいちセンターが狂っているような感じだった。
どうしたらうまく取り付けできるかいろいろやってみたがうまくいかない。

半ばあきらめかけた時にひらめいた。
取り付ける部品の大きさだけアルミの円盤をロクロで彫れば
間違いなくセンターに取り付け出来るじゃん。
早速錆びたのみで削ってみた。

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初めてアルミを削った時は恐る恐るやっていたのでかなり時間がかかったが
今回は慣れもあって案外サクサク削れた。
何度も現物を当ててはぴったり収まる溝が掘れたのでそこにねじ部分の
エンビを裏からビスで固定した。
ロクロにセットして回してみると


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快調快調。
ぶれもほとんど無く、これならうまくいきそうだ。
手近にあったヒバの角材にフォスナービットで穴を空けてセットしてみた。

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センターに見える黒い丸はこの状態で鉛筆を押し当てながら
回して出来たもの。
ばっちりセンターがでている。

よーーーーし、これでうまくいきそうだ。

スイッチをいれて回してみると順調に回っている。
よせばいいのにこの長方形の角材のままバイトを当ててみると
おっ、いけそうじゃん。
で、調子に乗ってガリガリ・・・・バーーーーーーン!!

材が吹っ飛びました。
どうやら滑って抜けたようです。
考えてみればこれはもともと銅管に突っ込んで径を広げるための器具なので
すんなりはいるように滑りやすく出来ているのだ。
開き代が2ミリほどしかないのも固定するにはちょっと小さすぎるか。

やっぱり無理かなぁ。


| 木工旋盤&ろくろ | 01:10 | comments(3) | trackbacks(0) |
大きな勘違い
とんでもない勘違いをしていました。
とはいっても結果的にはよい方への勘違いなのでほっとしています。

それは、ダイアルゲージの目盛りの読み間違いです。
初めて使う器具なのに、いいかげんに解釈して使ってしまいました。

一目盛り0.1ミリと決め付けていたんですが、
ゲージ用のマグネットスタンドが手にはいったので
今日改めてフェイスプレートの精度を確認していて
「あれ〜〜〜〜0.01mmって書いてあるじゃん」となったわけです。

ということはゲージ無しで削った直径50ミリのプレートが0.6ミリ狂っていたと
思っていましたが実は0.06ミリだったわけで、なんかうれしくなりました。
で、削りなおした結果0.2ミリまでこぎつけたということは
0.02ミリまで改善されたということなのです。

これは期待出来ると思い120φのプレートの一番外にゲージをあてて測ってみました。
結果は0.03ミリ程度の誤差だったので、さくらいの工作にしてみれば
とびきり精度の出た作品ということになります。

大きな勘違いが大きな安心を生みましたとさ。
| 木工旋盤&ろくろ | 23:40 | comments(2) | trackbacks(0) |
エキスパンドチャック
チャック製作の秘策として以前公開したエキスパンダーだが
問題が山積みで実現できるのかかなり疑問があったのだが
ふと思いついたものでやれそうなのでトライしてみた。

使えそうなものは案外身近にあった。

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右から水道配管用のバルブソケット、ロクロの補強で使ったパイプの
切り落したねじ部分、一番左は配管の太さを変えるときの変換ニップル。
これがエキスパンダーのねじ山にぴったりだったのだ。

一番加工しやすいエンビの変換ソケットを切り落してプレートつくりのとき
失敗したアルミ円盤に固定する。

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プレートにはねじが切ってあるのでセンターピンを作ればよいわけなので、
M12ボルトを削りだしてオリジナルのピンと同じようなものを作った。


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必要な長さに切り落して

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プレートと共にろくろに取り付ければ完成だ。


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不安が残る中チャックを取り付けてねじ込んでいくと
おぉ、ばっちり開いてくれるではないか。


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案ずるより生むが易しとはこのことか・・・・。
モーターのスイッチONで回してみると・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
回したとたんはっきり解るほどぶれている。
原因はチャックを取り付けるためのねじ部分の長さにある。
長いのでチャックがねじの途中でとまっている。
ということはねじの螺旋の角度だけ斜めに傾いて固定されていることになるのだ。
ねじ部分を短くして円盤に密着するようにすれば解消されそうな気もするが
はたしてうまくいくだろうか。
また、策を練ってからやり直しだな。

やっぱりそんなに甘くはなかった。



| 木工旋盤&ろくろ | 22:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
木工旋盤 更に補強
作りかけの作品は一時はずして・・・・・・。

先日パイプを2本追加して補強した旋盤もどきだが
それだけではまだ強度不足のようでモーターがぶれるようだ。

実をいうとベンチグラインダーが壊れ、思い切って製作に入ったのだが
その製作途中ですでに失敗しているのである。
作りながら気づいてはいたものの、今更作りなおすのもなぁと
いいかげんさくらいの手抜きでそのまま進めたのだが
やはりここへ来て致命的な欠陥となっている。

それは、モーター部分を可動式にしたこと。
なんでわざわざ重いモーター部分を可動式にしたのだろう。
その時は考えがかたよっていたのか、芯押しを可動式にすることは
全く思い浮かばなかったのだ。

と言う事で基本からやり直しすることにした。(あぁ〜〜〜疲れる)
まず、全部ばらして(こんなこともあろうかと全てボルト止めにしておいてよかった)
モーター可動用のパイプを短くする。
 
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ツールレストのパイプと当たって近くにセットできなかったのがこれで解消される。
一番左に固定して組み上げたあと、脚を2本追加。


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廃材のコンクリートベース利用なので微妙に高さと長さが違うので
ワッシャーとナットで高さ合わせをしてさらにアングルで
4本の脚を連結した。
芯押しの製作は後日やることにしてとりあえず組み立てた。

レールとの固定はボルトではなくお手軽に溶接だ。

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さぁ、これでいよいよ簡単には粗大ゴミにできなくなったぞ。
なんとしてでも精度を高めて使えるものにしなくては・・・。
フェイスプレートの直角をダイアルゲージで計った時レールに体重をかけると
針が動くのをみて、やはりこの長いレールでは何本追加しても無駄だと悟ったのだ。


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脚を追加してから計ってみると誤差0.1ミリまでに解消された・・・・・
・・・・が、体重をかけるとやはり針が動く。
置いてある場所が適当に根太を組んでコンパネを貼っただけの倉庫の床だから
コンパネごと動いているようだ。
4本脚ではなく一体式の脚じゃないとこれ以上は無理のようだ。
アングルで対策を施したつもりだが弱すぎるのだろう。

あとはコンクリートの上に置くしかないのだが、うちには水平なコンクリート床は存在しないのである。
もしあっても、これを使うたびに動かすのは重労働だ。
推測だが5〜60キロくらいはあると思う。

とりあえずこれで行ってみようーーー。
これで駄目なら鉄骨の建物の解体の時もらってきた4メートルの
100角の鉄パイプがあるのでこれを2本並べてその上に載せようと思う。

いや、それより作りなおしたほうがいいかも・・・・・・。
| 木工旋盤&ろくろ | 02:06 | comments(2) | trackbacks(0) |
ろくろ試運転
しばらくお休みしていたロクロ遊びです。
何とか形にしたフェイスプレートでしたが
さいかちさんにダイアルゲージをいただいたので
早速精度を確認してみると円盤一周で0.6ミリの誤差が計測できました。
半径25ミリで0.6ミリのぶれはちょっと大きいかも・・・・。
やっぱり目測ではこんなもんですね。
そこで、またしてもアルミ削りをやったのですが
手持ちのバイトではなかなか正確には削れないことがよ〜〜く解りました。
それでも0.2ミリくらいまではなんとかこぎつけたのでこれで良しとしました。

妥協しないことには前へ進まない。

プレートになる120φの円盤に穴を空けた。

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M4のねじを切ることを前提に径は3.3ミリ。
面取りをすると偶然にもスリムビスがぴったりのサイズとなった。
いそいそと米ヒバの角材を取り付けて荒削り。


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パイプを2本追加して補強したので前より芯ブレが少なくなり
格段の進歩だ。
続けて当ても無く削っているとこんな形になってきた。


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ん??どこかで見たような・・・・・。
初ろくろで作ったのもこんな形だったなぁ。
どうも潜在的にこの形が好きな傾向があるみたいだ。
今回は精度も増したことだし、細首にこだわって削ってみた。


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さすがにここまで細くすると先のほうはブンブンと揺れている。
回転を遅くできれば安心なのだがノンインバーターの悲しさで
ブンブン回り続けている。
ペーパーを持って握りこむように磨いているので折れることは無いと思うが
写真を撮るため手を離すのにかなり勇気がいった。
今回は蜜蝋で磨こうと思っているが、そのあとどうやって切り落とすかが課題だ。
10ミリ厚のプレートの裏から30ミリのスリムビスで留めてあるので
これだけ削ってしまうと切り落とす時バイトがビスと接触する恐れありなのだ。
実は先日実験した方法が使えそうなので、ここまで削ってみたのだ。
その方法とは・・・・・・・・
            ・・・・・・・・・・蜜蝋で磨いてからのお楽しみ。





| 木工旋盤&ろくろ | 00:47 | comments(2) | trackbacks(0) |
木工旋盤の補強
先日なんとかフェイスプレートが形になったので試しに丸棒を
削ってみたところやはりぶれがある。
先端に鉛筆を押し付けて手でゆっくり回してみると
ちゃんとまっすぐ回っているではないか。
これはどう考えてもモーターそのものが揺れているのだろう。
ファーマーさんにも指摘されたが廃物利用したベッドの角パイプの
強度が足りず振動に耐え切れないのだと結論付けた。
それから数日やっと材料が調達できたので早速補強してみた。
買えば簡単なのだがそれでは「もらい物拾い物」を身上とする
さくらいの名がすたる(笑)
と言う事で今回ももらってきました。


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水道用の32Aのパイプ2本を追加した。
これで強度と共に重量もUPなのだ。
試運転の時間が無いので結果報告は後日。


| 木工旋盤&ろくろ | 23:48 | comments(5) | trackbacks(0) |
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